こんにちは！金子建設株式会社です。
東京都江東区に拠点を置き、全国各地で橋梁架設工事やそれに付随する足場組立などを手掛けております。
突然ですが、道路橋点検士という資格をご存知でしょうか？
知らない方も多いと思います。
そこで今回は、「道路橋点検士ってどんな資格？」をテーマにお話ししたいと思います。
橋梁架設工事に就職や転職を考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。
道路橋点検士とは？
道路橋点検士は、一般財団法人橋梁調査会が認定する公的資格です。
道路管理者や委託業者として、道路橋の状況を正確に把握し、必要な補修や補強を提案する役割を担います。
道路橋点検士は、鋼橋やコンクリート橋などの種類や部位に応じて、適切な点検方法や評価基準を知っている必要があります。
また、安全管理や計測器具の使い方も習得している必要があるのです。
取得するには、一般社団法人橋梁調査会が主催する道路橋点検士技術研修会の全課程を受講し試験に合格しなければなりません。
道路橋点検士の資格について
受講資格
研修会を受講するためには、いくつか条件があります。
基本的には学歴に応じた、橋梁に関する実務経験が必要になります。
特定の資格を保有している場合は実務経験が不要な場合もあるので、自分がどれに該当するのか事前に調べておくと良いでしょう。
研修会・試験について
道路橋点検士の資格試験は、一般財団法人橋梁調査会が毎年開催しています。
講習は3日間で、2日目に現地実習、3日目には筆記試験があります。
試験は、橋梁点検実習試験と橋梁・橋梁点検基礎知識試験です。
橋梁点検実習試験は、実橋での点検方法や損傷の判定などが問われます。
橋梁・橋梁点検基礎知識試験は、道路橋の維持管理に関する法令や定期点検要領、橋梁の基本構造や損傷、点検の安全管理などが問われます。
試験に合格すると、修了証をもらえます。
登録について
道路橋点検士の登録には、登録料がかかります。
登録には上記の修了証と、一定の業務経歴が必要になります。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
